フルート発表会

昨日、ゆいちのフルート発表会がありました。

習い始めて11ヶ月、ゆいちにとっては2回目の発表会になります。

1回目は観に行く事が出来なかったので、私たちは今回が初めて。

不安半分楽しみ半分で出かけました。

 

会場に着いてしばらくすると、先に会場入りしていたゆいちと対面できました。

口では「緊張している」と言っていましたが、

ガチガチに緊張している様子は見られず、穏やかな落ち着いた表情をしています。

「いつも通りにね!」と声をかけ、客席に座りました。

 

出番が近づくに連れ、緊張してきたのは私の方。

吹き始めるところ間違えないかな、練習どおり吹けるかな、

と気が気でなりません。

 

29人中24番目に出てきたゆいち、2曲演奏します。

 

最初の「ドイツ舞曲」は、フルートの先生と一緒にピアノ伴奏に合わせて吹きます。

いつもより少し元気がないかな・・・?と気になりましたが、

無難に最後まで吹きました。

 

そして次は、サン・サーンスの「白鳥」

フルートの先生は袖に下がってしまい、舞台にはゆいち一人。

この時点で私の緊張はマックスに!

祈るような気持ちで最初の出だしを聞いたとき、

「ゆいち、すごい!いける!!」

そう思いました。

 

とても落ち着いたいい出だしで、高音もきれいに出ています。

音がまっすぐで、聞いていて心地よい。

優雅で滑らかで、本当に白鳥が飛んでいるかのような演奏でした。

練習を始めた2ヶ月前は、高音が出ず、連譜の部分もたどたどしく

「白鳥ではなくアヒルやで」と言っていたのがウソのようです。

 

顔を上げ、堂々とした吹きっぷり。緊張感はまったく見られません。

 

ゆいちよく頑張ったなあと思うと、涙々・・・。

最初はやらされてる感でいっぱいだったと思いますが、

それでもここまでたどり着けたのはゆいちの力です。

今回の演奏を聞いて、私はど素人ですがゆいちのフルートにとても可能性を感じました。

(親バカでスミマセン・・・)

 

これからも精一杯応援していこうと思います。