失敗から学ぶ

先日、慌ただしく夕飯の支度をしている時、一本の電話が。
出てみると、いつきの担任の先生からでした。

内容は、ここ数日お友達に手が出てしまうことが続いてる、とのこと。
先生が詳しく話を聞くと、お友達になりたくてついパンチしてしまったらしい。
ちょっかいが行きすぎたようです。
「学校では、当事者を呼んで、話を聞きました。いつきくんも嗚咽しながらごめんなさいと謝っていました。分かってくれたと思いますので、お家の方でも穏やかに話聞いてあげて下さい。」

「いつきくんは何も言っていなかったですか?」
と聞かれましたが、初耳のことでビックリ!
遊びから帰ったいつきと向き合って先生から電話があった事を切り出すと、
「あーあの事やろ?パンチした事。」
後ろめたい気持ちがあったから言えなかったのかな?
家でも手を出すのはよくない事、仲良くするには別の方法がある事を再確認しました。

そして翌日、連絡帳に家でのいつきの様子を書いて渡すと、先生から返事をいただきました。
「笑顔の素敵ないつきくんなので、これからどんどんお友達が増えていくかと思います。よいリーダーになれると思っています。今日は少ししゅんとしたような、一つお兄さんになった表情でした。」

一つ一つの経験から、たくさん学んで欲しいなあと思いました。